100年前の音色
2019-06-27 16:47
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みなさまこんにちは。
梅雨真っただ中、うっとおしいお天気がつづきますね。
わたしは先日、自動演奏楽器なるものを見学しに行きました。
自動演奏楽器とはその名の通り、
演奏者がいなくても自動的に音楽を演奏する装置のことですが、
私の地元の公共施設にその展示室があり、
いまから約100年前の楽器の見学と演奏を聴くことができました。
小型自動パイプオルガン
重りを落とす力によりパイプに空気を送って演奏します。
ヨーロッパの街角などで見かける手回しオルガンのような音で、
ときどき鳴るトライアングルがかわいいです。
大型自動オーケストラ楽器
中に実物のピアノ、太鼓やシンバル、パイプが入っている巨大な装置。
すごく大きな音がでます!
自動バイオリン演奏楽器
弦楽器の自動演奏は当時とても高度な技術だったらしいですが…
人間が弾いている演奏のほうが好きかも…。
録音技術があるだけでなく、
スマホなど手のひらサイズの装置で音楽が聴けてしまう現代から考えると、
ちょっと可笑しくも思えてしまうこれらの楽器。
ですが、100年前のひとたちの創造力、
いまある技術を最大限にいかして思い描くものを実現させた情熱には、
強く心に感じるものがありました。
一番気になっていた自動バンジョー演奏楽器の実演がなかったことだけが心残り…。