ギフトショー2012と新ブランド
先週、大盛況の中、無事にギフトショー2012を終了することができました。
ショー全体にも活気もあり、あらたな出会いも多く、非常に楽しい3日間でした。
ブースにお越し頂いた皆様、ほんとうにありがとうございました。
本日はこのショーにて発表した新ブランド【イップとヤネケ】をご紹介したいと思います。
海外絵本にお詳しいかたは、であればご存知の場合も多いと思います。
オランダでは知らない人がいないというの有名なキャラクターで
「Jip and Janneke」でイップとヤネケと読みます。
近くに住む男の子イップと女の子ヤネケの何気ない日々を綴ったお話です。
こちらの写真はギフトショーの展示の一場面です。
オランダの子供部屋というイメージで施工デザインしました。
実際ギフトショーの会場でも初めて見ますというかたから、懐かしいというかたまで反応は様々。
とはいえ、これまで日本ではそんなに見かける機会は少なかったと思いますので、
オランダ育まれた数々のストーリーと味わい深い歴史を背負いつつも
引き続き、弊社商品から新しい価値���としてご提案できればよいなと考えております。
その最大の魅力は、色使いではないでしょうか。
懐かしいような・・・理想的なような・・・、ファンタジックでノスタルジックな世界がそこに描かれています。
この独特な色彩表現を眺めていると、作者であるフィープさんは歴史的な天才絵描きだと改めて感じます。
しかしながら、フィープさんの作品にはカラー多いわけではありません。
実はそのほとんどイラストが白黒で描かれています。
それは、まだ新聞がもっともポピュラーなメディア媒体だった時代に
新聞に掲載されたショートストーリーの挿絵として描からにほかなりません。
そんな歴史的な背景の中で、オランダ国民に愛され、いまでは誰もが知る文化となりました。
それはイップとヤネケがシルエットだからこそ、
自分の子供だったり、親戚の子供だったりと、気持ちを投影することができ
またそれに独特な繊細な色使いや、ユーモア溢れる二人の仕草が加わることで
心の奥底を揺さぶるデザインになるんだと思います。
ここでは語りきれない数々のストーリや歴史がイップとヤネケにはございます。
あわてず急がず、丁寧な物つくりをし、それを日本中に届けながら、
皆様と一緒にイップとヤネケについて語りながら、
そうやって、もっと、もっとこの二人を好きになってゆければと思います。
http://www.greenflash.co.jp/Jipandjanneke/